ムロ、シャレ、変木、枝付き・・・
なんのこっちゃ?って思いますよね。
榁は変木の代表格で床柱や落し掛けなどに使用されます。
一般住宅で変木はほとんど使われなくなりました。
超和風のイメージが定着してしまって、これもイメージ先行で陽の目をみなくなった材の一つかな?
これ枝付きなんです。
枝が折れないように荷台に積んで運ぶのにちょっと神経使いました。
この枝付きの榁の行先はオサレな店舗
服屋さんだったか雑貨屋さんだったかは忘れたけど、若者の行きかう某所に使われるとの事。
楽しみです。
白と茶(シャレ=枯れた部分)のコントラストが美しいし、
なんたって、変木は一部の人にしか指示されていないものが
多くの若者たちに晒される訳で・・・
逆に若者たちの感性に響いてくれるのかもしれません。
こんな形で変木が使われる事はとても喜ばしい事です。
店舗が出来上がったら、
こっそりちら見させてもらおう。(若者たちの行き交う人混みに行くのちょっとした勇気が必要だが・・)
ところで榁の木って調べたら、
ネズかよ、
そっかぁ・・それだったんだね。
神(ジン)と舎利(シャリ)が美しい盆栽の杜松(トショウ)ではありませんか。
ジンやシャリが醍醐味の真柏と杜松
マイ一番お気に入り盆栽の杜松
これ目摘みの際、トゲトゲして痛いのです。(目摘みを怠けてボウボウ状態(苦笑)
そうかそうかぁ・・ますます、榁、好きになりそう。